GAS(google app script)でポップアップを表示させる方法
こんにちは、つじたく(@Tsuji_Taku50)です。
GAS(goolge app script)でポップアップを表示させる方法について調べたので
紹介します!
スプレッドシートでポップアップなどを表示させたい時に便利です!
様々な種類のポップアップ表示
ポップアップにも様々な種類があって少しビックリしました笑。
まず前提として、これからソースコードが少し出てきますが
GAS(google app script)を書き込むファイルは
新規スプレッドシート作成→上のメニューから「ツール」を選択→「スクリプトエディタ」を
開いて、そこにソースコードを記述していきます。
GAS(google app script)ではmsgBox
関数が初めから用意されていて、それを使ってポップアップ表示を行います。
ポップアップ表示
「テスト」と表示されるポップアップを表示させます。
function myFunction() { Browser.msgBox("テスト"); }
選択肢付きポップアップ表示
msgBox
関数の第一引数に表示させたい文言(選択肢)を入力します。
第二引数にはGASが元々用意しているBrowser.Buttons.OK_CANCEL
という定数を入れます。
Browser.Buttons.OK_CANCEL
定数についての説明は後述しています。
function myFunction() { var test = Browser.msgBox("続けますか?", Browser.Buttons.OK_CANCEL); Browser.msgBox(test); }
タイトル付きポップアップ表示
msgBox
関数の第一引数にタイトル、第二引数に文言(選択肢)、第三引数にBrowser.Buttons.OK_CANCEL
定数
を入れます。
test
変数には文字列ok
かcancel
のどちらかが入ります。
この部分に関しての説明は後述しています。
function myFunction() { var test = Browser.msgBox("どちらかを選択して下さい", "続けますか", Browser.Buttons.OK_CANCEL); if (test == 'ok') { Browser.msgBox("okを押しました"); } if (test == 'cancel') { Browser.msgBox("キャンセルを押しました"); } }
入力欄付きポップアップ表示
ユーザーに入力をさせたい時はinputBox
関数を使います。
引数には表示させたい文言を入力します。
function myFunction(){ var age = Browser.inputBox('あなたの年齢は?'); Browser.msgBox(age+'歳'); }
少し解説
先程からソースコードに記述してあるBrowser.Buttons.OK
ですが
表示させるボタンの種類によって、実は4種類あります。
引数に入れる定数 | 表示されるボタン |
---|---|
Browser.Buttons.OK | OKボタン |
Browser.Buttons.OK_CANCEL | OKボタンとCANCELボタン |
Browser.Buttons.YES_NO | YESボタンとNOボタン |
Browser.Buttons.YES_NO_CENCEL | YESボタンとNOボタンとCENCELボタン |
どのボタンを選択するかによって、戻り値も変わってきます。
引数に入れる定数 | 表示されるボタン |
---|---|
YESボタン | 戻り値は文字列の“yes” |
NOボタン | 戻り値は文字列の“no” |
OKボタン | 戻り値は文字列の“ok” |
CANCELボタン | 戻り値は文字列の“cancel” |
まとめ
一言でポップアップと言ってもタイトル付きだったり、入力欄付きだったり、ボタン複数だったりと
様々な種類がありました。
スプレッドシートで何かポップアップを表示させたいときは便利なのでぜひ使ってみて下さい。
おわり!!